頑固なクセやうねりをまっすぐにしてくれる縮毛矯正ですが、どれくらいの期間まっすぐな髪の毛をキープできるのでしょうか?
また、縮毛矯正後にパーマやカラーをする場合は、何ヶ月後から施術可能なのか、についても調べてみました。
目次
知恵袋でも話題!縮毛矯正は平均して何ヶ月くらいもつ?
縮毛矯正は施術料金も高いので頻繁にかけるのは難しいという方も多いはず。
では、平均してどれくらいの期間、縮毛矯正をかけた髪の毛はキープできるのでしょうか?
平均して3~4ヶ月に1回の縮毛矯正が良い!
縮毛矯正がどれくらいの期間もつのかについては、知恵袋でも質問が多くみられました。
縮毛矯正をかけた髪の毛は半永久的にまっすぐのままなので、伸びてきた部分が気になり始めたら、また縮毛矯正をかけるという方が多いです。
根元の伸びてきた部分のクセが気になり始めるのがだいたい3ヶ月くらい。
そのことから縮毛矯正の間隔としては、平均して3~4か月に1度施術をする方が多いです。
クセが気になってしまうからと言ってあまり頻繁に縮毛矯正をしてしまうと、髪の毛へのダメージが強くなってしまうので注意してください。
縮毛矯正をかけた髪の毛がうねってパサつく
半永久的にまっすぐな髪の毛がキープできるといっても、どうしても縮毛矯正をかけた後のような状態を保つことはできません。
髪の毛をよく結ぶ方やダメージの強い方は、クセやうねり、広がりなどが出てきやすいです。
縮毛矯正をかけた部分のうねりについては、髪の毛の乾燥が原因のこともあるのでトリートメントで改善する場合もあります。
同じ部分に何度も縮毛矯正をかけるのは避けたいですが、どうしても気になるという場合には担当の美容師さんに相談してみるといいでしょう。
縮毛矯正に使う薬剤の強さを調整して、毛先はあまりダメージがかからないように配慮してくれます。
ショートやメンズの縮毛矯正は何ヶ月に一回なのか調べてみた
では、縮毛矯正をかける間隔は髪の毛の長さによって変わってくるのでしょうか?
ここからは髪の毛の長さ別に、縮毛矯正の間隔をみていきましょう。
ショートやメンズの方は2~3ヶ月に1回
ショートヘアの女性や、メンズの方は2~3ヶ月に1回ほど縮毛矯正をするという方が多いです。
髪の毛が短いので1本1本が軽く、クセやうねり、広がりなどを感じやすくなっているというのが理由です。
ショートカットやメンズの方はこまめにヘアカットをすることを考えても、2~3ヶ月に1回くらいの頻度で髪の毛の縮毛矯正をするのをおすすめしています。
特にうねりが強い方は、約2ヵ月間隔で縮毛矯正をかけてまっすぐな髪の毛をキープすることが多くなっています。
ミディアムの方は4ヶ月に1回がベスト
ショートよりも髪の毛の重さがあるミディアムは、4ヶ月くらいに1回の頻度で縮毛矯正をかける方が多いです。
あまり段をつけたヘアスタイルやレイヤーが入ったヘアスタイルにしてしまうと、短くなった髪の毛部分にクセやうねりが出やすくなってしまうので縮毛矯正をする場合にはあまり髪の毛を軽くしすぎず、少し重さを残してカットするのがおすすめです。
なるべく手軽に髪の毛をきれいに保ちたいという方は、縮毛矯正の頻度から考えてもミディアムくらいの長さにしておくといいかもしれません。
ロングの方は半年に1回という方も
ロングになると、あまり段を入れていない方は半年に1回くらいの頻度で縮毛矯正をするのがおすすめです。
ロングの場合だと、髪の毛のクセの状態によっても頻度が変わってくるので自分の髪の毛をよく観察して、すぐにクセが出てきてしまうという方はもう少し頻繁に縮毛矯正をかけたほうがいいでしょう。
例えば、細かいカールのようなクセがある場合は3ヶ月に1回、大きなうねりのようなクセがある場合には半年に1回というように、髪の毛の状態やクセによって縮毛矯正をかける間隔を調整してみてください。
自分がどれくらいの頻度で縮毛矯正をかけるといいのかわからないという方は、担当の美容師さんに相談するとベストなタイミングを教えてくれますよ。
前髪のみの縮毛矯正は何ヶ月でとれる?どのくらいの頻度でかけると良いのか
縮毛矯正をかけている方の中には、前髪だけにうねりやクセが出てしまうという場合もありますよね。
では、前髪だけの縮毛矯正はどれくらいの頻度でかけるといいのでしょうか?
クセが気になりやすい部分でも3ヶ月は空けるのがおすすめ
顔周りや前髪など、クセが出やすいパーツでも3ヶ月は間隔を空けてから縮毛矯正をするのがおすすめです。
なぜかというと、根元がしっかりと伸びていない状態ではきちんと縮毛矯正をすることが難しいからです。
縮毛矯正の薬剤は頭皮につかないように塗るため、前回縮毛矯正をかけた部分からある程度髪の毛が伸びている必要があります。
また、アイロンを通すときにも根元ギリギリのクセはアイロンを入れることができず、クセを伸ばしにくい部分です。
顔周りや前髪の髪の毛は後ろの髪の毛と比べて細いこともあるので、あまり頻繁に縮毛矯正をすると髪へのダメージが強くなってしまいます。
なるべく3ヶ月程度間隔を空けるようにしましょう。
縮毛矯正で失敗し、根元折れ…何ヶ月後に修正するのが良い?
縮毛矯正での失敗でよく目にするのが、根元折れという状態です。
根元折れというのは、髪の毛の根元部分に、パキっと折ったような跡がついてしまうことを指します。
髪の毛に不自然に角ができてしまうので、根元折れになってしまうとすぐに修正してほしいという方がほとんどだと思います。
では、この根元折れは何か月後に修正するのがいいのでしょうか?
すぐに修正するのは難しい!1~2ヵ月空けてから修正することが多い
根元折れに気付いたらすぐに修正してほしくなると思いますが、最低でも1ヶ月程度空けてから修正するのをおすすめしています。
修正するのが早すぎても前回の縮毛矯正から時間があまりたっていないのでダメージが蓄積してしまったり、根元折れしている部分と頭皮が近すぎて薬剤を塗ることができなかったりなどの場合が考えられます。
ただ、あまり長く根元折れを放置してしまうのもよくありません。
なぜなら最悪の場合、根元折れをした部分に負担がかかってしまい、そこから髪の毛がちぎれてしまうこともあるからです。
根元折れに気付いたら、引っ張らないなど髪の毛にあまり負担をかけないように気をつけることが大切です。
また、ダメージを蓄積させないためにもいつもよりヘアケアをしっかり行いましょう。
根元折れになってしまったら施術してもらった美容室への連絡を忘れずに
根元折れの修正がすぐできない場合でも、美容室への連絡はすぐに行うのがおすすめです。
あまり期間が空いてしまうと、本当に縮毛矯正の施術のせいで根元折れになってしまったのか、きちんとヘアケアができていなくて根元折れにつながってしまったのではないか、と言われかねません。
そうならないためにも、根元折れに気付いたら施術してもらった美容室になるべく早く連絡をいれるようにしてください。
ほとんどの美容室は根元折れがあることを伝えると、修正の案内や返金の案内をしてくれます。
もちろん同じ美容室に修正をお願いしてもいいと思いますが、一度失敗された美容室にお願いしたくないという場合には、縮毛矯正の代金を返金してもらうようにしましょう。
少し気まずいかもしれませんが、縮毛矯正にかかるお金は安くありません。きちんと対応してもらうようにしましょう。
リタッチカラーやパーマ、ブリーチは縮毛矯正の何ヶ月後からできるのか調査してみた
では、最後に縮毛矯正後のリタッチカラーやパーマ、ブリーチは何ヶ月くらい期間を空ければ施術できるのでしょうか?
カラーは最低でも1週間、できれば2週間空けてから
縮毛矯正をかけた髪の毛をカラーリングしたいという方はかなり多く、ほとんどの美容室で施術は可能です。
ただ、縮毛矯正から最低でも1週間、できれば2週間程度期間を空けて施術するようにしましょう。
縮毛矯正による髪の毛へのダメージはかなり大きいので、しっかりと時間を空けて施術するようにしてください。
まれに、縮毛矯正を繰り返すことで髪の毛がかなり傷んでいる方がいらっしゃいますが、その方のカラーを断るケースもあります。
また、縮毛矯正後にカラーリングした髪の毛は、いつもよりも弱くなってしまうのでトリートメントメントなどでケアすることが大切です。
縮毛矯正とヘアカラーのもちをよくするためにも、入念にヘアケアをしてくださいね。
パーマは半年程度空けないと断られることも
縮毛矯正後にパーマをかける場合は、半年程度空けることが必要です。も
し縮毛矯正をしていたことを隠してパーマをしてしまうと、髪の毛がチリチリになってしまうことや、ビビり毛と言われる状態になってしまうことも。
そうなってしまった髪の毛をもとに戻すことはできないので、決して縮毛矯正をしていたことを隠してパーマをしないでください。
縮毛矯正をしたいけど、少し毛先に動きのあるスタイルにしたいという方はストカールという施術を検討してみてもいいかもしれません。
ストカールとは、根元から中間にかけては縮毛矯正、毛先にはパーマをかけるメニューのことです。
縮毛矯正とパーマをかける部分を分けることで、ダメージが二重になるのを防ぐことができます。
気になる方は、ストカールという施術をやっているのかなど美容師さんに相談してみてください。
ブリーチは基本的にNGだけど場合によっては施術可能
縮毛矯正もブリーチも、髪の毛へのダメージがかなり大きい施術と言われています。
基本的に縮毛矯正をした髪の毛にはブリーチができない、とされていますが髪の毛の状態によっては縮毛矯正後にブリーチができる場合があります。
縮毛矯正とブリーチを施術するためには、髪の毛が強くしっかりとしていて、ダメージに耐えられるということが条件になります。
また、縮毛矯正とブリーチをするには高い技術が必要になるため、どの美容師さんにお願いするのかも大切です。
ホームページなどで、縮毛矯正に特化した美容室を調べてみるのもおすすめです。
縮毛矯正後のブリーチによるダメージなど、デメリットもしっかりと考えてから施術するようにしてください。