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【調査】縮毛矯正とインナーカラーは同時施術可能?ブリーチについても調べてみた

髪の毛のクセやうねりを整えてまっすぐな髪の毛にしてくれる縮毛矯正と、髪の毛の内側だけカラーリングをするインナーカラーは同時に施術できるのでしょうか?
今回は、ブリーチや縮毛矯正以外の施術についても調べてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

知恵袋でも質問多数!縮毛矯正とインナーカラーの同時施術は可能?

髪の毛をまっすぐにしてくれる縮毛矯正とインナーカラーの同時施術については、知恵袋でも質問が多数みられました。

縮毛矯正とインナーカラーは、どちらも髪の毛に負担のかかる施術なので、基本的に同時に施術することは難しいとされています。ただし、実際に調べてみると、縮毛矯正とインナーカラーの同時施術が可能と宣伝している美容室もありました。施術内容や髪の毛の状態などによっては、同時施術をしてもらえるところもあるようです。

縮毛矯正は髪の毛へのダメージが大きい施術

縮毛矯正は、薬剤で髪の結合を切断しヘアアイロンの高熱によって髪の毛をまっすぐにします。
これをまた薬剤によって再結合させることで、頑固なクセ毛やうねりもまっすぐにすることができます。

縮毛矯正のメリットは、このストレートの状態が長持ちするというところ。
半永久的にストレートのまま維持できるので、ずっとさらさらのストレートヘアを手に入れることができます。濡れてもクセが元通りになることはないので、朝のヘアセットも簡単に。

ただ、薬剤と熱を使用する施術なので髪の毛へのダメージはかなり大きくなってしまいます。
また、美容師の腕によってはまっすぐになりすぎてしまうことや、不自然に見えてしまうことも。
もちろん新しく生えてくる髪の毛には縮毛矯正がかかっていないので、クセやうねりがでてきてしまいます。髪の毛が伸びるたびに縮毛矯正をかけなければならず、コストや美容室に行く手間もかかってしまうので注意が必要です。

インナーカラーはフルカラーに比べてダメージは少ない?

髪の毛全体をカラーリングするフルカラーに比べて、インナーカラーは一部をカラーリングするので髪の毛へのダメージは少ないように感じますよね。
しかし、カラーリングをする部分を小さくしても、ダメージが小さくなるということではありません

全体的に受けるダメージは少なくても、縮毛矯正とカラーリングの両方がかかっている髪の毛は必ずダメージを受けています。

髪の毛のダメージによっては縮毛矯正とインナーカラーが別日の施術となることも

実は、縮毛矯正とインナーカラーの同時施術は不可能ということではありません。

しかし、同時施術を行う場合には条件があります。

  1. ブリーチの履歴がない方
  2. デジタルパーマの履歴がない方
  3. トーンダウンまたは明るさを変えないカラーをしたい方
  4. 縮毛矯正またはカラーのどちらかがリタッチの方
  5. 髪が太く、強い方
  6. 縮毛矯正またはカラーのどちらかを初めてされる方

以上6つのうち、どれかに当てはまる方は同時施術可能です。
しかし、実際の髪の毛のダメージレベルによっては縮毛矯正とカラーを別日に行う場合もあります。仮に同時施術ができる場合でも、かなり時間がかかってしまうことも。

気になる方は、実際に美容室に足を運んで髪の毛の状態を見てもらうといいでしょう。

ブリーチなしのインナーカラーなら縮毛矯正もできる?

ブリーチを使うカラーリングに対してブリーチを使わないカラーリングは、髪の毛へのダメージを抑えることができるため、同時施術ができる可能性が高いです。
施術の順番としては、縮毛矯正をしてからインナーカラーをします。
ブリーチをしない場合は、ヘアカラーの明るさに限界があるので、希望の髪色になるかどうかしっかり確認しましょう。

ただしダメージの強すぎる髪の毛の場合は、ブリーチをしていないからといって縮毛矯正とインナーカラーを必ずしも合わせて施術できるとは限りません。
気になる方は縮毛矯正をかけている髪にブリーチなしでインナーカラーができるかどうか、実際に美容室に問い合わせてみてください。

同時施術が可能な場合でも縮毛矯正とインナーカラーは別日に分ける方が良い

縮毛矯正とインナーカラーを同時に施術できる場合でも、時間に余裕があるなら縮毛矯正後、少し時間をあけてインナーカラーをするのがおすすめです。
より髪の毛がきれいな状態で仕上げるためにも、縮毛矯正をする日とインナーカラーをする日を分けてスケジュールを組んでみてくださいね。

縮毛矯正をしていてもブリーチありのインナーカラーはできる?

では、ブリーチありのインナーカラーは縮毛矯正をしている髪に施術できるのでしょうか?

ブリーチも縮毛矯正と同じくらい髪の毛へのダメージが大きい

ブリーチは薬剤によって髪の毛の色素を抜く施術です。
ブリーチなしのヘアカラーと比べてハイトーンにでき、ブリーチした髪の毛は鮮やかなヘアカラーもきれいに発色するというメリットがあります。ただ、その分髪の毛へのダメージが大きく、ブリーチを繰り返した髪の毛はちぎれやすくなってしまったり、パサついてしまったりなどのデメリットもあります。

このブリーチと縮毛矯正は同じくらい髪の毛へのダメージが大きい施術ですので、組み合わせて施術することはおすすめしていません。
一切ダメージを受けていない髪でも、縮毛矯正とブリーチありのカラーを同時に行うことは断る場合が多いです。

髪の毛の状態によっては縮毛矯正していてもブリーチができる

縮毛矯正もブリーチも、髪の毛へのダメージがとても大きい施術のため、それらを同時に施術することは、ほぼできないといえるでしょう。
ただ、縮毛矯正をしてから時間をあけている場合、ブリーチをすることは可能です。しかし、縮毛矯正によるダメージは時間をあけることで回復するわけではないので、ブリーチによるそれなりの負担はあります。
美容師の腕によっても仕上がりが変わってしまうくらい、縮毛矯正とブリーチを両方施術するのは難しいのです。

縮毛矯正とブリーチに耐えられる髪の毛かという判断は、実際に髪の毛の状態を見る必要があります。お店に足を運び、髪の毛の状態を美容師に見てもらいましょう。

どれくらいの時間をあければ縮毛矯正をした後ブリーチができる?

縮毛矯正とブリーチを施術する場合、ブリーチによって弱くなってしまった髪に縮毛矯正をかけるとビビり毛と呼ばれるチリチリの状態の髪の毛になってしまう場合も。したがってこの2つの施術をする場合、縮毛矯正をしてからブリーチをします。

そして、この縮毛矯正からブリーチまでの期間は最低でも1週間、できれば2週間程度空けましょう。
あまり早くブリーチをしてしまうと、縮毛矯正がとれてクセやうねりが出てきてしまうこともあります。

縮毛矯正とブリーチをした場合は、通常より念入りにトリートメントなどで髪の毛をケアすることが大切
美容室でのトリートメントはもちろん、ホームケアでのトリートメントも欠かさず行いましょう。

セルフで縮毛矯正やブリーチをやるのは避けた方がいいかも

最近では、縮毛矯正やブリーチも市販の薬剤を使用してセルフでできるようになっています。
美容室に行く時間がない方や、手軽にヘアスタイルを変えたいという方から人気のようですが、セルフで縮毛矯正をやるのはおすすめしません。
特に、縮毛矯正とヘアカラーなど複数の施術を考えている方はセルフでやるのは厳禁です。

市販の薬剤は誰が使っても効果が出るように強めに設定されていることが多く、特に縮毛矯正はプロでも難しいとされる施術です。
縮毛矯正がかかりすぎてしまうことや、ダメージが大きくなりすぎて美容室でのカラーリングを断られてしまうことも考えられます。
お金や時間はセルフよりもかかってしまいますが、きちんと美容室で施術を受けることをおすすめします。

表面だけインナーカラー!縮毛矯正に影響はある?

では、髪の毛の表面だけにインナーカラーを入れる方法は縮毛矯正に影響があるのでしょうか?

インナーカラーを表面だけにいれることで全体へのダメージは軽減できる

表面だけのインナーカラーでも、やはり縮毛矯正は髪の毛全体にかかっているので、ヘアカラーをしたその部分のダメージは大きくなってしまいます。
ただ、全体をヘアカラーする場合と比べるとダメージのかかる部分が少ないため、髪の毛がパサついて見えるということは少ないです。

インナーカラーを表面だけにいれることが直接ダメージを軽減することにつながるわけではありませんが、全体のダメージをなるべく少なくしたいという方は検討してみてもいいかもしれません。

黒髪を縮毛矯正しながらインナーカラーを入れたい!

これまでヘアカラーをしたことがない黒髪への縮毛矯正は、どの美容室でもほぼ問題なく施術してもらえでしょう。
そして、インナーカラーについても縮毛矯正から期間を空けることで、よほどのダメージがない限り施術が可能です。

今後、縮毛矯正やインナーカラーを継続する場合、同じ部分をカラーし続けるとダメージも蓄積してしまうので場所を変えるなどの工夫をしてみてください。

初めて縮毛矯正するなら他の施術も検討してみて

これから縮毛矯正をしようと考えている方で、インナーカラーもしてみたいという方はぜひ縮毛矯正以外の方法も検討してみてほしいです。

例えば、髪質改善と呼ばれるトリートメントの中には酸熱トリートメントという施術もあります。
酸熱トリートメントは、クセを伸ばすことはできませんが広がりを抑え、髪の毛にツヤを出すことができるという特徴があります。
何度も施術することで、どんどん髪の毛がなめらかになりダメージレスなのも嬉しいポイント。

縮毛矯正が根本から髪の毛を変える施術、髪質改善は今より扱いやすい髪の毛にメンテナンスする施術、というイメージが近いかもしれません。

この酸熱トリートメントであれば、ブリーチやヘアカラーと組み合わせて施術することも可能です。
クセはそれほど強くないけど、ヘアカラーは絶対にしたいという方は酸熱トリートメントを検討してみてください。

髪の毛の状態や希望のヘアスタイルに合った施術を

頑固なクセをしっかり伸ばしたいという方は縮毛矯正がおすすめですが、これまで説明したようにもちろんデメリットもあります。自分の髪の毛にどんな施術が向いているのかわからない、という方も多いはず。

そんなときは髪の毛のどの部分が気になるのか、どのような仕上がりを目指すのかをしっかり伝えられるようにしてから、担当の美容師に相談しましょう。
髪の毛の状態や、ヘアカラーの希望など様々な条件からぴったりな施術方法を導き出します。