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【保存版】髪質改善のトリートメントと縮毛矯正の違いを解説!違いは?どっちがいい?

髪質改善の方法はトリートメントと縮毛矯正があります。しかし、どちらを選べば良いのかわからず、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、髪質改善トリートメントと縮毛矯正のメリット・デメリット、違いなどを詳しく紹介します。
また、おすすめの人の特徴なども詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

髪質を改善する方法は主に2つある

髪質を改善する方法は主に2つあります。

  • 髪質改善トリートメント
  • 縮毛矯正

それぞれの概要を詳しく解説します。

髪質改善トリートメント

髪質改善トリートメントとは「酸熱トリートメント」といった成分を用いて、髪質を改善する方法のことを指します。グリオキシル酸などの酸性成分を使って、髪の内部に存在するアミノ基と反応させて結合を作る方法です。

髪にできた「架橋結合」は、名前の通り、架け橋を作るような結合となっています。この結合が出現することで髪のハリやコシ、ツヤなどが新たに生まれ、若々しい髪質に改善されるのです。

また、髪にクセがある人が髪質改善トリートメントを使用すると髪のクセが緩和され、納まりの良い髪質に改善されることが多いです。

縮毛矯正

縮毛矯正はクセの強い髪をストレートに伸ばす施術方法のことを指します。アイロンの熱と薬剤を組み合わせて施術を行います。
同じような施術をストレートパーマでもできることがありますが、大きな違いはアイロンを使うか使わないかという点。

ストレートパーマは長時間空気に触れるともとの髪質に戻ってしまう特徴がありますが、縮毛矯正の場合はかけた部分の髪質が半永久的に残り続けます。

もちろん、髪は伸びてしまいますので、実質永久的にストレートになるわけではないのですが、縮毛矯正の方が強度が高いと考えておけば間違い無いでしょう。

髪質改善トリートメントと縮毛矯正のメリット・デメリットとは?それぞれを比較

ここでは、髪質改善トリートメントと縮毛矯正それぞれのメリット・デメリットを詳しく比較していきます。

髪質改善トリートメント・縮毛矯正のメリット

髪質改善トリートメントのメリットは3つあります。

1つ目は少しのクセ・広がり・ハネならトリートメントを使って直せるという点です。
トリートメントを使って施術するわけなので髪に大きなダメージを与えてしまうことはありません。同じような効果を期待する際に使用するストレートパーマやアイロンなどの熱が発生するものよりも低刺激です。

2つ目は圧倒的なツヤ感が手に入るということです。
従来使用していたトリートメントはコーティング剤の効果によって艶感を演出していたため、いわば見せかけのツヤ髪でしたが髪質改善トリートメントの場合には、芯までツヤがある髪を楽しむことができます。

3つ目は全体的なまとまり感が手に入るという点です。
髪の中〜毛先までトリートメントが浸透するため、暴れが無い落ち着いた髪に仕上がるのです。アイロンやコテを使ってスタイリングする人は時間短縮できる可能性が高まります。

一方、縮毛矯正のメリットも3つあります。

1つ目のメリットは、どんなクセの強い髪でも必ず伸ばせるという点です。
トリートメントでは手に負えない状態の髪でも安心です。他のトリートメントメニューと比較しても、最も強いストレート施術だと言えるでしょう。

2つ目のメリットは、毎日ヘアアイロンでスタイリングするよりはダメージが少ないという点です。
つまり、毎日ストレートヘアにするためにヘアアイロンを利用しているのであれば、いっそのこと縮毛矯正をした方が、ストレートでツヤのある髪を目指しやすくなります。

3つ目のメリットは、湿気にも負けないヘアスタイルを作ることができるという点です。
ヘアアイロンやストレートパーマでストレートを目指す場合には湿気の多い6月〜7月に膨れてしまうケースがありますが、縮毛矯正の場合は年中そのままのスタイルを維持することが可能です。

このように、髪質改善トリートメント、縮毛矯正にはそれぞれメリットがあるので、普段使いにマッチする方を選ぶと良いでしょう。

髪質改善トリートメント・縮毛矯正のデメリット

参考までにデメリットについても知っておきましょう。

まずは髪質改善トリートメントのデメリットから。2つのデメリットがあります。

1つ目は、強いクセ毛を直すことはできないという点です。
あくまでトリートメントで髪を健康的にすることが目的となっており、クセを改善する成分は含まれていないのです。弱いクセなら改善できるケースもありますが、クセ毛直しを主な目的として髪質改善トリートメントを行っても、思うような結果を得られるわけではありません。

2つ目は、同じ髪質を維持するには費用がかかってしまうという点です。
髪質改善トリートメントに使われている成分はどれも上質なものばかり。どんなサロンへ行ったとしても1万円〜3万円ほどの費用はかかってしまいます。一般的に髪質改善トリートメントの持続期間は2~3ヶ月ですので、場合によっては月に1万円以上の美容代がかかってしまいます。

次に、縮毛矯正のデメリットを紹介します。こちらも2つのデメリットがあります。

1つ目は、何度もかけてしまうと髪質が悪化してしまうという点です。
1度だけでも髪が硬化してしまうケースがある縮毛矯正ですが、何度も繰り返して施術してしまうとダメージが蓄積して暴れる原因になります。また、縮毛矯正を入れた後の髪には色が入りづらくなってしまいますので、カラーの施術に制限がかかってしまう場合があります。

2つ目は、施術の時間が長く値段が高くなってしまう点です。
サロンによって値段は異なりますが、一般的に5,000~20,000円程度の費用がかかり、カットを含めて3時間程度かかってしまいます。金銭的にも時間的にも余裕が必要にな施術です。

髪質改善トリートメントと縮毛矯正、両方のデメリットを踏まえた上で、どちらの施術にするのかを選ぶことが大切です。

髪質改善と縮毛矯正の決定的な違いは「薬剤」

髪質改善と縮毛矯正の決定的な違いは薬剤にあります。縮毛矯正では臭素酸Naなどの様々な成分を用いて施術を行います。

髪質改善の場合は髪をツヤのある状態にするメニューですので、髪に対する痛みは基本的にありません。一方、縮毛矯正はクセを取ることができるものの、髪に対するダメージが大きい施術です。

結局髪質改善トリートメントと縮毛矯正、どっちがいい?同時に施術する際の順番は?

髪質改善トリートメントと縮毛矯正ではどちらが効果があるのでしょうか。それぞれのケースに合わせておすすめの施術方法を紹介します。

また、髪質改善トリートメントと縮毛矯正を同時に背術する場合の順番についても詳しく見ていきましょう。

スタイリングを頻繁にする人は髪質改善トリートメントがおすすめ

日々スタイリングを行う人は髪質改善トリートメントを使用するのがおすすめです。なぜなら、髪質改善トリートメントを使用することで痛みを最小限に抑えられるからです。

通常、ヘアアイロンやコテなどを使って毎日スタイリングを行うと、髪に大きな負荷がかかります。スタイリングは熱を使って髪を変形させているので、キシキシしてしまうケースがあるのです。

髪質改善トリートメントを使用することで、一度の施術で髪をストレートの状態に保ちやすくなります。持続期間は2~3ヶ月程度と言われているので、その期間アイロン・コテを使わなくても良いと考えると、髪質改善トリートメントを使用した方が良いでしょう。

また、普段はストレートでたまに髪を巻いたりする場合にも髪質改善トリートメントがおすすめとなっています。

ノーセットでサラサラ髪を目指す人は縮毛矯正がおすすめ

毎朝ストレートにするために、長期間髪にアイロンを当てている人は縮毛矯正がおすすめです。縮毛矯正を施すことで常にストレートの状態に保つことができるからです。

縮毛矯正の場合は元々のクセや天然パーマなどを一度分解し、ストレートの状態に再構築するような薬剤を使用しています。また、一度縮毛矯正を施した部分は半永久的にストレートになるので、少しのことでは髪質が変化しないことも特徴となっています。

ただし、アイロンを短時間使用して髪を整えたり、ストレートパーマを施術したりするよりも髪にかかるダメージは大きくなってしまうので、注意が必要です。

実は、髪質改善トリートメントと縮毛矯正を同時に施術することも可能

髪質改善トリートメントと縮毛矯正は全く別物の施術となります。実は、これらを同時に施術することも可能なのです。
同時に施術することでそれぞれのメリット・デメリットをうまく掛け合わせた髪質にすることができるので、得られる恩恵が大きいことが特徴となっています。

髪質改善トリートメントと縮毛矯正を同時に施術する際には、元から髪の中間にかけて縮毛矯正を施術し、中間部分から毛先にかけて髪質改善トリートメントを施すのがおすすめ

このように施術することで根本から中間までは常にストレートの状態で、中間から毛先まではアイロンを当ててアレンジしやすい状態にできます。スタイリングしやすい髪が完成するということですね。
とはいえ、非常に難易度が高い施術であるため、安心して任せられる技術の高いサロンに行く必要があります。

毎日ストレートアイロンで施術するのは面倒くさいけど、たまにヘアスタイルをアレンジしたいという希望がある場合には同時施術の方法も検討してみてはいかがでしょうか。