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【保存版】髪質改善の持ちはどのくらい?髪質改善ストレートや髪質改善トリートメントなどの持続期間を紹介!

美容院には「髪質改善」や「髪質改善トリートメント」などのメニューが多く存在しています。
しかし、それらのメニューは比較的費用がかかってしまう施術となります。具体的には1〜3万円程度の費用が発生しますが、どのくらいの期間持つのかによって施術するしないを決める方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、髪質改善と呼ばれるメニューの一般的な持続期間や持続期間を伸ばすための方法を解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

髪質改善の種類は大きく分けて4つある

まずは髪質改善メニューの種類について見ていきましょう。髪質改善メニューは主に4つの種類が存在しています。

  1. 髪質改善ストレート
  2. 髪質改善トリートメント
  3. 縮毛矯正
  4. シームレス

それぞれの特徴などを詳しく見ていきます。

①髪質改善ストレート

髪質改善ストレートとは、髪の手触りや質感を整えるだけでなく、天然パーマのようなクセも直すことのできる施術方法のことです。簡単にいえば後述する髪質改善トリートメントでは治せない髪質を改善できるという点が魅力となっています。

同じような効能があるメニューとして「縮毛矯正」もありますが、こちらのメニューよりもダメージが少なくより柔らかな髪質を作ることができる点が大きな特徴となっています。

②髪質改善トリートメント

髪質改善トリートメントとは、酸熱トリートメントという成分を使用し髪の質感を整えることができるメニューです。グリオキシル酸などが主となる酸性成分を髪の毛内部に含まれているアミノ基と反応させ、新しい結合を作り髪質を改善していきます。

簡単にいえば、薬剤を使用し新たな結合を追加するようなイメージです。この施術では髪のツヤやコシなどを改善することができ、より柔らかい髪質に仕上がります。ただし、髪全体のクセを改善することは難しくなっています。

③縮毛矯正

縮毛矯正は強いクセがかかっている髪をストレートに伸ばす施術方法のことを指します。専用の薬剤を髪に浸透させ、アイロンの熱で伸ばすことで髪質をストレートにしていくイメージになります。

こちらの施術では髪質改善トリートメントや髪質改善ストレートのように髪のツヤ・コシを改善することは難しいですが、長期間ストレートが持続するというメリットがあります。ストレートパーマは時間を経るごとに元の髪質に戻ってしまいますが、縮毛矯正の場合は半永久的にストレートが持続します。

つまり、伸びた分縮毛矯正をかければ、半永久的なストレートの髪を手に入れることができるのです。

④シームレス

シームレスとは、髪のパサつきや広がりを抑えるという特徴がある施術方法となります。髪全体のボリュームを下げて、髪をすっきりとさせることが可能です。具体的には、縮毛矯正と髪質改善の良いところを合わせたような施術方法となります。

ただし、両方の良いところをとる上でどちらも少し劣化してしまうのが特徴です。

一番持ちがいい髪質改善はどれ?それぞれの持続期間を紹介

髪質改善を行う場合、どの施術が長持ちするのかを知りたいですよね。ここでは、それぞれの持続期間を詳しく見ていきましょう。

髪質改善ストレートを施術した場合の持ち

髪質改善ストレートを施術した場合、正しくケアすれば2〜3ヶ月ほどの持ちが期待できます。
また、髪のクセがほとんどない方であれば、1年ほど持続することもあります。
美容院で受けられる他のトリートメントメニューと比較して長持ちすることが特徴です。

髪質改善ストレートが長持ちする理由は髪の結合を緩和してストレートに施術するから。
ふっくらとした仕上がりになることはもちろんクセの結合を切るので長持ちするのです。

また、髪質改善ストレートの場合は髪の長さによっても持つ期間が異なります。
ロングの場合髪が伸びて新しい髪が出てきてもある程度の長さがあるので重みでクセが引っ張られ目立たないようになるのです。
しかし、ミディアム〜ショートの長さの方は髪の重みがないので、伸びた髪のクセが目立ちやすくなってしまいます。

髪質改善トリートメントで施術した場合の持ち

髪質改善トリートメントで施術した場合、ケアを怠らなければ1〜2ヶ月ほどの持ちが期待できます。
また、髪のクセがほとんどない人であれば、半年ほどは持続します。

髪質改善トリートメントで施術した際に長持ちする理由は、化学変化によって髪に新たな結合を生み出すからです。
髪にツヤ・コシが生まれ、多少のクセであれば改善されます。
また、髪の長さに依存しないため、どんな髪の長さの人でもコシ・ツヤを手にすることが可能です。

ただし、強いクセを改善することはできません。
なぜなら、髪質改善トリートメントに含まれている成分は髪質をよくするためのものが多く含まれており、髪のクセを直す成分は少ししか入っていないのです。

縮毛矯正で施術した場合の持ち

縮毛矯正をした場合、施術部分は半永久的に髪質が改善されます。これは強めの薬剤を使用しているから。
しかし、毎日のヘアアレンジを行う上でコテやヘアアイロンを使うと髪質が変化し、ダメージのある髪に戻ってしまうケースもあります。

また、新しく伸びてきた髪には縮毛矯正がかかっていないので、その部分のうねりがだんだん気になってくると思います。そのため、3~4ヶ月程度でもう一度縮毛矯正をかける必要があるでしょう。

加えて、髪のクセが強い人は伸びてきた髪の影響ですぐにうねりが気になってしまうケースもあります。
その場合は普段のトリートメントなどを活用して、できる限り伸びてきた髪を改善するように心がけることが大切です。

シームレスで施術した場合の持ち

シームレスを使用して施術した場合は3~4ヶ月でもう1度施術するのが効果的です。
なぜなら、シームレスは縮毛矯正と髪質改善トリートメントの中間の役割がある薬剤を使用していますが、どちらよりも効果が薄くなってしまうからです。髪質改善トリートメントよりも効果は長いけれど、縮毛矯正よりも効果持続期間は短いという感じですね。

また、クセが強い人には効果が薄くなってしまう傾向にあります。そのため、1〜2ヶ月でもう一度施術が必要になるケースもあります。

髪質改善の効果を持続させるためのポイントは3つ

髪質改善の効果を持続させるためのポイントは主に3つあります。
各方法を試すだけで永久とはいえませんが、長期間にわたって効果を実感できるはずです。

詳しく見ていきましょう。

①正しいシャンプーを使う

髪質改善を持続させたいなら、シャンプーを見直してみることをおすすめします。
髪質改善の施術を行なった場合にはアミノ酸系シャンプーやアルコールフリーの低刺激のものを選ぶことで頭皮への刺激を抑えることができます。

具体的には、質の高い成分が含まれたものを選ぶことが大切。
例えば、加水分解シルク、ポリクオタニウムー61、ラウロイルグルタミン酸ジフィトステリルなどの成分が含まれているかを確認しましょう。
また、低刺激のものを選ぶことも大切です。

もし選ぶのが難しければ「敏感肌用」として販売されているシャンプーを選んでみてください。

②洗い流さないトリートメントを使用する

洗い流さないトリートメントを使用すれば、外気による髪のダメージが抑えられるのでおすすめです。
ダメージの原因は様々ですが、主に外気によって乾燥してしまい、髪がぱさつきます。ダメージを受けることでボワッとまとまりにくくなるので、注意しましょう。

具体的には、ヘアクリームやヘアオイルと呼ばれているものを選ぶことで効果が実感しやすくなります。
ヘアミルクと呼ばれるものは髪のダメージを抑えるのには向いていないので、あまり効果がありません。

③ドライヤーの乾かし方に注意する

ドライヤーで髪を乾かすときにも、注意が必要です。
髪質改善を取り入れている方が髪を乾かすコツは、温風と冷風をうまく使い、12~14%程度の水分量が残るように乾かすこと。
髪を触ってふんわり、しっとりしているくらいがベストになります。

髪を乾かしすぎると水分量がなくなり、パサつきや広がりの原因になります。
また、乾燥しすぎている状態の髪は外気からのダメージを受けやすくなっていまるので、髪質改善メニューの効果がとれてしまうケースが多くなってしまうのです。

髪質改善を施した後は特にドライヤーの乾かし方には注意しましょう。